成人式の「前撮り」をするときの注意点

“成人式では「前撮り」をする人が多くいますが、思わぬ失敗で後悔してしまうこともあります。ですのでここでは、前撮りの時期や、振袖選び、撮影に関する注意点について紹介します。

まず前撮りの「時期」についての注意点として挙げられるのは、「早めの時期に撮影を済ませておいたほうがいい」ということです。成人式が近い12月や1月に予約をとろうとしても、この時期はすでに予約がいっぱいで、スタジオ選びや振袖選びの選択肢が限られてしまいます。ですので、遅くても成人式前年の11月頃までに撮影を済ませておくとよいと言えますが、ベストな時期は、スタジオが比較的すいていて気候もいい3月~4月頃になります。

次に「振袖選び」についての注意点として挙げられるのは、「自分の体型に合ったものを選ぶ」ということです。もちろん、自分の好きなデザインの振袖を選んでも構わないのですが、体型のタイプによって柄や色を選ぶと失敗しにくくなると言われているのです。長身タイプは柄が大きくて濃い色がよく、小柄タイプは柄が小さくて薄い色が似合うと言われています。そしてぽっちゃりタイプは、ストライプ柄(縦方向の柄)で深い色のものがよいとされています。また、振袖のサイズについても、自分に合ったものを選んだほうが着崩れしにくくなると言えるでしょう。

「撮影」についての注意点として挙げられるのは、「理想のイメージをしっかり伝えておくようにする」ということです。特にヘアメイクについては、上手くイメージが伝わらないと満足できる仕上がりにならないこともあるため、イメージに近い写真を見せるなどして、できるだけ具体的に伝えるようにしましょう。そしてカメラマンに対しても、どんな写真にしたいのかをよく相談しておくことが必要ですが、「この方向からは撮って欲しくない」という要望があるときは、それも事前に伝えておくことも大切です。また、撮影前日は十分に睡眠をとっておかないと、目にクマができたり疲れてフラフラしたりすることもあるので、その点も注意しておきましょう。”